2023/06/24
女性なら誰もが憧れる結婚式、中でもウエディングドレスを着てチャペルでの挙式は小さいころから夢見ているシチュエーションですね。挙式といえばバージンロードを歩くシーンが思い浮かびますが、それには意味があることをご存知でしょうか。バージンロードは新婦の人生をあらわしており、そこを歩くことによってストーリーを表現しています。まず式が始まるとバージンロードに続く扉が開きます。
これは「誕生」を意味しており、場合によってはここで新婦のお母さんによってベールダウンの演出が行われます。次にお父さんと共にバージンロードを歩きますが、これは「成長」を意味しています。一歩一歩成長していき、新郎と出会います。ここでお父さんと新郎がお辞儀をして挨拶を交わし、新婦は新郎と共に誓いをする壇上に上がります。
ここから先は新郎と夫婦になり新しい人生を始めることになります。このようにバージンロードには意味があり、神聖な場所とされています。そういったことからも参列者がバージンロードを歩くことはタブーとされており、外側から席に着くようになっています。最近では決まったスタイルにこだわらず、自由なやり方で挙式を挙げる方も増えています。
ある方が「バージンロードをお父さんと歩くのは恥ずかしいから最初から最後まで彼と歩きたい」と結婚式場のスタッフに言ったところ「それだと生まれたときから彼と一緒にいたことになってしまいますよ」と言って、挙式の意味について教えてくれたそうです。自分のやり方で挙式を挙げるのもいいですが、それぞれの由来について勉強してみるのも面白いですね。