2023/06/24
日本ではウェディングドレスをレンタルすることが多いです。しかしアメリカのブライダルは、レンタルドレスは使用しません。どんなに貧しくても、ウェディングドレスは真新しいものを調達します。自分に合ったドレスを購入して、ブライダル当日は1日中そのドレスを着ます。
お色直しもなく、大自然の中で大はしゃぎした花嫁のドレスが泥だらけになっているのも珍しくありません。自分だけのドレスなので、気兼ねなく楽しめるメリットがあります。またアメリカでは教会の祭壇で顔を合わせるまで、花嫁と花婿は会いません。アメリカのブライダルでは、ドレス姿そのものがサプライズとして考えられます。
支度は男女別で行われ、晴れ姿を見せないようにします。アメリカのブライダルでは、ブライズメイドとアッシャーマンが登場します。花嫁と花婿の兄弟姉妹または親友がお揃いの衣装を着て二人をサポートします。通常は3~5名で構成されます。
人数が多ければ多いほど、式の規模が大きいとされます。女性はウェディングのテーマカラーをドレスにあしらい、花嫁と同じ花で作ったミニブーケを持ちます。会場に特別な装飾を施さなくても、華やかさがグッと上がります。そして日本には馴染みのない習慣がファーストダンスです。
パーティー会場が始まると、花嫁と花婿が幸せいっぱいに踊ります。挙式の緊張もほぐれて、会場から大きな拍手を送ります。ファーストダンスはとても踊る時間が長く、パーティーは長く続きます。